なおやんの 手記手記 しゅっき〜

なおやんの 手記手記 しゅっき~

痛みに耐えて よく頑張った

ブログタイトル

ふるさと納税「やらないだけで損」の理由をもう一度おさらい!!

CV.竹原慎二

やっすいタイトルにサカリのついた犬みたいにホイホイ引っかかりよって 気持ち悪いんじゃこのボケが

お前みたいなルンペン思想のやつが日本に増殖してるという事実が嘆かわしいわ

一生脱税のことだけ考えてのたれ死ねこのボケが

 

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ある 違和感

社会人になってからふるさと納税という制度をきちんと認知し、しっかりと活用している そんな人は多いと思う

これは実際にお得な制度である

今年の自分の年収は読めないが、控除上限額はだいたいまあ4~5万くらいの幅に収まると思う

万が一この武漢ショックをものともせずゴリゴリのボーナスが出るようなことがあれば、実質負担2000円で5万円分の返礼品を受け取ることができる

 

こんな制度は使わないわけがない 使わないなんて情報弱者にもほどがある

社会人1年目の自分は何も考えずにこの制度を活用し、そこそこ得な想いをしていた

 

しかし社会人2年目、きちんとした自我が芽生え、ふとした疑問が湧く

当たり前のことなのに今さら気がつく

 

控除された金は本来地元に納めるべき金だったのでは・・・?

 

ふるさと とは?

”こころざしを果たして いつの日にか帰らん”

童謡「ふるさと」の一節 ふるさと納税はおそらくこういった「ふるさと観」から作られたのではないか

地方の若者は職を求めて都会へ出向く しかしその若者は地元をまだ愛している なにかしらの方法で地元に貢献したい そういった人間が地元に納税できる制度がふるさと納税であり、これこそがおそらく理想的なふるさと納税の在り方であったはずである

実際に創設された当時には出身地以外の自治体への寄付を可能とするかどうかといった議論もされたそう

その後制度的にはどこの自治体にでも寄付可能となったが、この制度の核の核まで掘り進めていくとそこにあるのはこういった純粋な故郷への想いといったものが見えてくる

 

そしてここで問題になってくるのは、社会人になっても地方に残った人間は、どこに寄付すればいいのか ということである

 

もちろん制度自体使わなければいいわけやけども、なにせ得をしてしまう制度である やっぱり使いたい

自分の考えとしては、過去に旅行や居住など何らかのつながりを持った自治体、また訪れたことはないけども愛着を持っている、今後訪れる可能性がある、などの自治体にはゴリゴリ寄付をしていいんじゃないかと思う

国民皆がこういった考えから自分の「推し地域」に寄付をしているのであればそれは喜ばしいことであり、関係人口作りの推進によって地方の衰退も何らかの形で防げるかもしれない

 

ここで、あるデータを用いる

どの自治体に何件のふるさと納税の申し込みがあり、受入額がいくらになったかは総務省からデータを入手できる

これと、地域ブランド調査における各都道府県の魅力度を照らし合わせる

非常に雑な仮定であるが、魅力度の高い地域(人々が何らかの愛着を持っている地域)ほどふるさと納税の受入額は多いのではないか

人々の寄付先の基準が「推し地域」であるのであれば、これは成り立つのではないか

 

データは2018年度のものを使用

 

  受入額(百万円) 魅力度(ポイント)
北海道 5,036 59.7
青森県 284 19.0
岩手県 505 15.8
宮城県 487 23.5
秋田県 286 16.9
山形県 1,955 15.3
福島県 347 15.7
茨城県 1,364 8.0
栃木県 159 11.3
群馬県 306 11.8
埼玉県 237 11.4
千葉県 488 21.1
東京都 191 41.9
神奈川県 534 36.7
新潟県 955 15.2
富山県 67 18.5
石川県 219 25.7
福井県 221 13.3
山梨県 608 16.5
長野県 1,296 26.4
岐阜県 1,463 13.0
静岡県 3,833 24.3
愛知県 696 23.2
三重県 286 15.4
滋賀県 397 13.9
京都府 168 52.2
大阪府 6,564 31.8
兵庫県 765 24.7
奈良県 145 32.6
和歌山県 3,030 14.0
鳥取県 413 12.9
島根県 356 14.8
岡山県 573 14.4
広島県 214 20.2
山口県 159 14.0
徳島県 136 9.8
香川県 326 14.4
愛媛県 278 15.7
高知県 1,146 14.8
福岡県 3,103 28.1
佐賀県 4,244 11.3
長崎県 868 26.3
熊本県 574 18.7
大分県 558 17.9
宮崎県 2,861 18.8
鹿児島県 2,274 20.1
沖縄県 296 41.2
出典:総務省ふるさと納税に関する現況調査について」、H30地域ブランド調査

 

 

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  金額 魅力度
金額 1 -
魅力度 0.258252667 1

 

散布図を見るともう見たとおりまさに散々といった感じで、何の相関関係もないことがわかる

大阪ゴラ泉佐野のせいで数値バグっとるやんけ

相関係数にいたっては0.25 ゲロ吐きそう 

 

つまり、全く愛着のない地域に寄付をしている人間があまりにも多いということである

そういう人間は、全く訪れたこともない、場所さえどこにあるのかわからない自治体に対して、返礼品だけを目当てに寄付しているのである

 

これはふるさと納税ではない かきたれ納税 である

 

石破茂、明日からかきたれ納税に名前変えてくれ

さとふるは「たれふる」に

 

俺はこんなカキタレ制度利用せえへん

まず俺は地元の同世代を率いている自覚がある

成人式で新成人代表スピーチしたし あれやったら地元でトップに立てるんじゃ

 

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 呼べば2秒で集まるマイメン

俺らに歯向かった奴の小腸で作ったソーセージをモクモクファームに卸して副業にすることだってできる

 

こんな愛する地元に納めるべき税金、よその自治体に横流しできるか・・・?

 

 自分だけ「損」できるか

 地元にきちんと税金を納めたい

しかし他の自治体に横流しすれば海鮮物なり酒なりなんなりともらえる

それをわかっていながらふるさと納税の存在を無視できるだろうか

 

ここは50年後の泉佐野 財政破綻を起こしネーミングライツ権を勝ち取ったのはあかひげ薬局

あかひげ市として再始動した泉佐野では、万引きが合法化されていた

もちろん万引きは道徳的に良くない やってはいけない でも周りは皆万引きをしてメシを食い、家電を家に配置し、何不自由なく暮らしている

こういった状況で道徳的価値観のみを胸に、クソ真面目にレジでお金を払い続けるだろうか

違う 坂本直哉はそういった人間ではない

そうなればABCハウジング泉佐野住宅公園のモデルホームを自宅と設定して今後数十年住み続ける もはや万引きの域なのかどうかすらわからない 俺はそういった人間である

 

皆、豪華な返礼品でぬくぬくと暮らしている こういった状況で自分だけ返礼品を我慢することは、私は、、できない・・・

 

望 正当化

自分の居住地の自治体にふるさと納税をしても返礼品をもらえないことが多い

これは、納税に対しての返礼品は「行政サービス」であると考えられているからである

 

ということで、税金を横流しするような人間は行政サービスの制限をかけてほしい

役場の待合室は使用不可 図書館では田原俊彦の自叙伝以外借りてはいけない 押しボタン式信号機のボタンを押してはいけない など、もう散々たるいじめを受けさせてほしい

ここまでされるとふるさと納税をしても罪悪感が湧くことがない

 

そもそも冷静に考えて、今すぐに大阪に1人暮らしをするとする そこからふるさと納税で1万円ぽっちでも地元に寄付をしたとする この行為によって私は満たされる気がする 地元に貢献した 私は地元を愛している

 

しかしそのウン倍ウン十倍もの金を地元に納めておきながら、5万程度横流しするとすごく罪悪感に苛まれる この罪悪感は感じる必要があるのだろうか 私は地元に残って納税をしている それだけでいいじゃないか

 

今後のふるさと納税

 別に変な罪悪感にも苛まれず、好きな自治体にふるさと納税してもいいと思う

そういう制度なんだし 自分だけ損なんてできないし それが人間だし なんだしなんだし

 

 しかしこれを地域創生につなげていくにあたり、ちょっと制度を変えてみても面白いと思う

具体的には交流人口の創出にあたり

・返礼品はその地域でしか使えない地域商品券やサービス体験プランを提供する

・地元以外の地域に寄付するにあたっては、その地域で直接申し込むか、その地域に行った証明がなければできない

 

この2つのうち両方、またはどちらかさえ実現できればカキタレは減らせるのではないか

私はそう思います

 

ふるさと納税をするにあたってモヤモヤとしたものがあったのでちょっと整理してみました

以上です

 

自治 金額(百万) 件数
奈良市 21,522 5,671
大和高田市 2,077 857
大和郡山市 2,915 1,410
天理市 3,539 2,967
橿原市 1,662 1,518
桜井市 12,415 4,703
五條市 4,210 3,683
御所市 1,984 786
生駒市 8,094 3,428
香芝市 3,936 3,107
葛城市 199 52
宇陀市 6,656 1,939
山添村 407 271
平群町 331 165
三郷町 186 166
斑鳩町 719 604
安堵町 243 30
川西町 2,698 960
三宅町 1,785 405
田原本町 3,327 2,968
曽爾村 30,151 6,848
御杖村 480 171
高取町 1,255 926
明日香村 1,627 1,046
上牧町 35 6
王寺町 2,579 1,797
広陵町 3,124 2,513
河合町 604 380
吉野町 9,100 5,419
大淀町 654 187
下市町 1,103 876
黒滝村 290 57
天川村 169 25
野迫川村 159 116
十津川村 206 155
下北山村 119 24
上北山村 545 214
川上村 284 12
東吉野村 441 30

 

 ちなみに大淀町、意外と健闘してました