なおやんの 手記手記 しゅっき〜

なおやんの 手記手記 しゅっき~

痛みに耐えて よく頑張った

ブログタイトル

プロ野球における観客メディア その2

現地でしか撮れないもの

パート1,2に分けるような内容でもないし書くのだるすぎるし全部投げようかと思った

でもあくまでこれは自身の思想をアウトプットする自己満足ブログであるが故、令和元年の自分の思想を残しておくために書くことにした

前回の記事の最後に貼っつけた動画、何が問題か いやいやパッとみたらすぐわかる 大問題である 客が映っていない

サヨナラの瞬間カメラはズームされ、選手たちの姿が鮮明に映し出される 高画質 ズームも高倍率

ただそんなことはクッッッソどうでもいい サヨナラの瞬間の選手の様子なんて中継カメラがいやというほど捉えてくれてる その映像、もうプロの方に撮られてますよ

もちろん中継カメラで映しきれてない選手の様子が観たいという声もあるのかもしれない それもわかる ただ、だいたいの様子はもうわかるやん ええやんもう

極端に例えるなら、台風が接近した際に室戸岬から現地中継を行うも、中継カメラがズームしていった先にはリポーターの手に持たれたスマホワンセグNHK台風中継 みたいな

この投稿者は京セラドームという室戸岬に行っておきながらわざわざマスメディアが流す映像と同じ映像と撮りにいってるのである

もちろん個人のカメラで何を撮ろうが勝手だという意見もある ただ、Youtubeに投稿している時点でもうそれは大衆の目に晒されることが前提となっており、自己満足の範疇を超えてしまうのかもしれない

 

俺は客が見たい サヨナラ勝利の瞬間の客を

そんなに珍しいことでもないサヨナラ勝ちに、慣れた感じで身内ノリではしゃぐ体育会系の集団の映像と

35歳 年収400万 普段シフト制の仕事であるがためになかなか息子と遊ぶ機会もなく、やっとの休みに息子と訪れた野球場でサヨナラ勝ちを目撃した父親とその息子の映像

どちらが見たいか 後者に決まっている

劇的な瞬間に立ち会った人間の表情は最高に面白い これだけでメシが食える

 

写真も同じ

一瞬を切り取るカメラにおいても同じことがいえるのかもしれない

写真を作品としてではなく記録として残す場合、自分のいた場所がよくわかる写真を撮ると後々見返して面白いのかもしれない 自分はそうするようにしている

 

よくわかるのが鉄道の車窓である

多くの客は窓にカメラを押し付けるようにして写真を撮っている

いやもちろんこれに文句を言うつもりはないけども、一歩引いて「鉄道の車内から撮りました」感を出した方がその場の雰囲気がよく伝わる気がする

正直鉄道から見える景色なんてそれ単体を切り取ってもそこまでたいしたもんじゃない  ただそれを鉄道の車内から見れるというところに価値がある

俺の素晴らしい作品を見て欲しい

上から肥薩線、台湾南廻線、予土線五能線

 

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あと、人も大事だと考えてる

風景写真に人が写りこむのを嫌がる人は多いけども、人が映ってないとスケール感がわかりにくくなる

 

網走周辺で撮った一枚、正直このときはオイオイ映るなや邪魔やろおっさんとか思ってたけど後から見返したらすごくいい写真になっていた

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こういう風に、自分の立ち位置、規模感、その場でしか味わえない雰囲気をいかに残せるかを考えて写真を撮ると面白い

記録用といいながら、本当にその場のことを記録したいと思うなら作品用写真のように頭を使って写真を撮らないといけないのかもしれない めんどくせえ

 

現地メディア映像傑作選

最後にそんな現地映像大好き芸人の俺が厳選した映像トップ3を見て欲しい

 

第3位は2つある

 

1つ目


20150602 阪神vsロッテ 角中逆転満塁弾 現地より

 

カテゴリとしてはお笑いに入る 

打ち取った!よっしゃ勝ちや! からの絶叫 悲鳴 ジェット風船の虚しい飛翔

芸術的な美しさがある 定期的に見たくなる動画

 

 

2つ目


【起死回生!】山川穂高9回2アウトから値千金逆転スリーランホームラン! 優勝マジックを7に減らす一撃 狂喜乱舞の満員のビジター応援席 2018/9.22

 

9回2アウトからの逆転ホームランというシチュエーションに加えて打球がすごすぎる

そして何よりその打球を完璧に追って自らの応援席に飛び込むまでを捉え、ファンの興奮を映している なかなか撮れる動画ではない

 

 

第2位


[HD]イチロー サヨナラホームラン![マリナーズ vs ヤンキース]

 

これも9回ツーアウトからの逆転ホームラン しかもサヨナラ

相手はヤンキースでピッチャーは守護神リベラ そしてバッターはイチロー

文字だけでもすごさがわかるけども現地映像はもっとすごい

これを見ると、鳴り物なし応援もいいなと思ってしまうところがある 応援歌大好き人間ではあるけど

WBCも第2回大会まではアメリカに乗り込んだら鳴り物なしになってその雰囲気が独特で好きやったのに第3回大会いつものようにテレビの前で緊張して見てたら1番鳥谷でいきなり聞き覚えありすぎるトランペットのメロディー聞こえて興ざめしたことがある

まあこの話はどうでもいい

 

ちなみにこのイチローサヨナラホームラン動画には別バージョンもあって、映像としては破綻してるけどこっちも最高


Walk-Off home run by Ichiro 18.Sep.09 “サヨナラホームラン by イチロー(対リベラ)” 2009年9月18日 ※ブレ有

なぜ打席に入る前から女は絶叫しているのか 何が見えているのか

打った瞬間の男の昇天声も面白すぎる こっちの動画ほうが実は好きかもしれん

 

 

第1位


H23/7 夏富山;新湊【1/1】(優勝の瞬間)

 

3位、2位の動画と比べても再生数は落ちるしそもそもどこの高校やねんってなるけどこの動画はすごい

もはやドキュメンタリー

富山県の公立高校、新湊高校 昔新湊旋風を巻き起こしたとこやけども富山は高岡商業や富山商業が強くてなかなか甲子園には出場できない

そんな中11年ぶり?に甲子園出場を決めた瞬間の動画

1点差の緊迫した最終回、最後の打者のショートゴロがファーストに送球され試合終了 普通はこの瞬間マウンドに集まる選手たちを撮影しにいこうとするがこの動画では真っ先にスタンドにカメラを向けている

中でも印象的なのは歓喜に沸くスタンドの野球部員の中、1人泣き崩れる左端の部員である

彼の胸中には色んなものがこみ上げてきたのだろう 嬉しさだけではない この瞬間グラウンドに立つことができなかった悔しさもあるだろう

そんな勝手な妄想を膨らませているうちに俺の頬にも涙が伝っていた キショすぎる

自分の胸中を勝手に想像されて人に泣かれるなんてこの世で最も不快な事象かもしれない あい とぅいまてん・・・

 

 

 

とりあえず、そういうことである

みんなも色んな媒体で 良い記録を 残してくれよなっ