前置き
酒 酒
酒
仕事にイラつきすぎて休日は酒浸り
仕事中は心の中にいつもジョイマンの高木じゃないほうがいていつも対処してくれてたけどそれも限界がきてノーパンチ松尾にバトンタッチ それすら無理になっていよいよザコシ ぶっ殺す
昨日も素敵な友人と浴び酒
梅田22時半終電 自称ベッドタウン自称千里中央のわが地元大淀町 やっぱりクソ
案の定終電を逃し園田の友人宅に宿泊 彼は明日で会社を辞めるらしい あまりにも輝いて見える
そして翌日会社へ向かう彼を見送り1人でどこに行こうかと あぁ近所に千里川土手が!あの千里側土手!説明はしない!行くしか!
園田駅でレンタサイクルを借りて千里側土手へ 盗難に遭ったら1万円ねって言われた 割とええチャリこれ1万円で買い取れるんやな
15分くらい漕いで着くと割と人だかりが!さすがGW にぎわってる
本題
この千里側土手は真上を飛行機が高速で通過するスポットである 飛行機が通過するのは一瞬 つまり一過性のもの
飛行機通過の瞬間 周りは皆スマホを構え出す そう!スマホの画面越しにしか飛行機を見ていないのである!!!
俺が問題としたいのは、一過性のものをスマホ越しに見てしまうのはどうなのかということ
せやねん 俺も撮ってる めっちゃ怖い
そう 現代人は何か画になるもの、たとえそれが一過性のものであっても無意識にスマホを構えるのである
4機ほどの飛行機が頭上を通り過ぎた ぼちぼち帰ろう
・・・俺は 肉眼で飛行機を見たか ?
延長コース突入
肉眼で 目に焼き付けろその機体を そして飛行原理がわかっていない己の無知さを恥じろ
鉄道旅行をしているときも車窓から息を呑むような景色が見えることがある
究極の迷いが生じる 肉眼か カメラか
未だに答えは出ない しかし本当に延々カメラしか構えていない乗客を見ると少し思うところはある
カメラで撮ってその1秒後に肉眼で見たとしても何の変化もないような自然風景ならもちろん両方楽しめるんやけども、しかししかし一過性のもの これはどちらかでしかない
結局何が言いたいか 現代人 もうちょっと迷ってほしい 振り返って欲しい 今日あなたは出かけた先、肉眼で何を見たか
千里川土手にいた人間に問いかけてみたい 「肉眼で飛行機を見ましたか?」半数は青ざめた顔でNOと答えるはずである 青ざめなくなったら日本は終わりである 青ざめて欲しい
旅行芸人を続ける限り今後もこの問いにはぶつかりまくるとは思うけれども、今後は肉眼の割合を増やしていきたいし、周りにも少し啓蒙していきたい
以上 一過性と肉眼論 いつか一橋大学で講義をしたい
一過性という日本語が適しているのかどうかも わからない